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Mac OSでスクリプティング

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それでは、スクリプトのコードを見てみましょう。

1. 通常、スクリプトの最初の行には、スクリプトについての簡単なコメントが記述されます。一行のコメントは、以下のように2つのハイフンで始められます。コメントには、日本語も使用可能です。

-- このスクリプトは、72dpi 以上の解像度のイメージを含むファイルを、72dpi の解像度にダウンサンプルして保存します。

ヒント: 複数行にわたるコメントの場合は、(* で開始し、*)で閉じます。

2. AppleScriptでは、ある1つのアプリケーション(application)によって実行されるコマンドまたは一連のコマンドが、「tell」で開始され、「end tell」で終了されます。

以下のコマンドは、「Finder」を起動し、イメージのソースフォルダと保存用フォルダを指定させ、ソースフォルダ内に存在するファイルの数をカウントするように指示します。

tell application "Finder"
activate
set myFolder to choose folder with prompt "イメージが保存されているフォルダを選択してください。"
set myResults to choose folder with prompt "保存用フォルダを選択してください。"
set nFiles to count folder myFolder each file
end tell

ヒント: 日本語の部分は、プロンプトとして表示されるだけなので変更可能です。

3. このコマンドは、「Canvas™ 8」を起動し、新規イラストレーション ドキュメントを作成するように指示します。

tell application "Canvas™ 8"
activate
set mydoc to make new document with properties {document type:illustration}
end tell

ヒント: どのコマンドを使ってどのようにCanvasを制御するかについては、Canvasのプログラム ディクショナリを参照することができます。このディクショナリには、AppleScriptで制御可能なCanvas機能がすべてリストされています。このプログラムディクショナリは、Canvasのスペルチェックによって使用されるものではありません。もし、自分でCanvas用のスクリプトを作成してみようという方には、Canvasのプログラム ディクショナリを閲覧、参照されることをお勧めします。プログラム ディクショナリの開き方はここから!

4.repeat」から「end repeat」の間にある(ループ)コマンドは、ソースフォルダにあるそれぞれのファイルに対して繰り返し実行されます。以下のコマンドは、ソースフォルダにあるイメージファイルを1つずつ開き、イメージ解像度を「72 dpi」に変換し、保存用フォルダに新しいファイル名で保存するように指示します。

repeat with i from 1 to nFiles

tell application "Finder"
set f to file i of myFolder
set fName to get name of f
end tell

tell application "Canvas™ 8"

set obj to place (myFolder as string) & fName into document newdoc at position {100, 100}
set oType to get object type of obj

if oType = "Image" then

set img to convert obj to image

if get resolution of img > 72 then

set image resolution of img to 72 without preserving data
save document newdoc in (myResults as string) & "new_" & fName as jpeg with useSelection

end if

end if

delete obj

end tell

end repeat

5. すべてのファイルを変換し終わったら、Canvasを終了するように指示します。

tell application "Canvas™ 8"
quit
end tell

 

スクリプトを実行する前の下準備

  • 実際にスクリプトを実行する前に、72 dpi 以上の解像度のイメージを含むイメージファイル、たとえば、JPEGまたはGIF形式などのファイルを「source」というフォルダに作成して保存しておきます。
  • 新しく作成されるファイルの保存用フォルダとして、「destination」というフォルダを作成しておきます。


注意: このスクリプトでは、ファイル名およびフォルダ名には半角英数字のみ使用可能です。かな、漢字等の2バイト文字は使用できません。

 

スクリプトを実行する

準備が整ったら、スクリプトを実行してみましょう!
開かれているスクリプトを実行するには、「Script Editor」ダイアログの左上にある「実行」ボタンをクリックします(右図参照)。実行ボタンがクリックされると、矢印がグレーから明るい緑色に変わります。

 

スクリプトが実行されると、「Finder」が自動的に起動され、右図のようなダイアログが表示されます。リストからイメージ解像度を変換したいファイルが保存されている「source」フォルダを指定して、<選択>ボタンをクリックします。

 

次は、右のようなダイアログが表示されます。今度は、リストから予め作成しておいた「destination」という保存用フォルダを指定して、<選択>ボタンをクリックします。

もし、事前に保存用フォルダを作成していない場合は、<新規フォルダ>ボタンをクリックして、新しいフォルダを作成することができます。

後は、Canvasが自動的に起動され、あなたに代わって必要な作業を実行してくれます。

すべての処理が完了したら、「destination」フォルダを開いて解像度が「72 dpi」に変換されているか確かめてみてください。

もう1つのサンプルスクリプトを見てみましょう。

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